プチ親孝行(3) ちょっとした目からウロコ的な情報が欲しい時(よく、足をさすってあげるやつ。)
こんにちわ、てらなっとうです。
(今日は、私の我流のマッサージの話なので、全くの素人の話なので、それが、看護にはいいんだと、鵜呑みにはしないでくださいね。)
目からウロコ、まではいかないんですが、
皆さんは、ご両親の、背中や足をさすってあげたことありますか?
私はありませんでした。
よくドラマの中で、
重い病のおかあさんが肩にカーディガンをかけて、無理してベットから身を起こしたりすると、娘さんが背中をさすってあげたりするシーン。
足をさすってあげてたのを見たのは、子供の頃、おばが祖父の足さすってたんだっけな?
もう記憶もあいまいなくらい、無いです。
そして、具合の悪い人の足や背中って、さすってあげるのって、本人気持ちいいんだろうか?
半信半疑でした。
(自分が具合悪いとき、あんまりさわってほしくないもんなあ。)
しかし、今
私は 毎日母のお腹と足をマッサージしています。
ばあちゃん(母)は、若い頃からお通じに悩んでいて、年を取っってからも、便秘薬が普通の人の量では聞かないくらいだったのですが、
膵ガンで、膵臓だけでなく、胃や腸までごっそり摘出手術で、とってしまってるからか、どうも、お通じのあるなしが、うちのばあちゃんの介護の最重要テーマになっているのです。
訪問看護で看護士さんに色々教えていただいて、
リンパのマッサージを見よう見まねですると同時に、
お腹も、看護師さんのまねして、揉んであげています。
すると、ばあちゃんいつも少し楽になるようです。
さすると、気持ちいいんだね。
よく、子供のおなかをさすってあげる時、「のの字」を書くようにさすってあげますよね。腸の出口の方向と同じ流れに。
ばあちゃんの場合、ところてん式で流れてくれればいいものが、上の方で停滞前線になってしまいがちなので、居座っているあたり(触ると、もこもこしているのでわかります。ばあちゃんは37キロ、痩せているので、肉がないお腹だからわかるのかも)
を、ぶにゅぶにゅもんだり、結構なプッシュで、出口へ流れろ~と押し出すのをイメージして押してあげます。
看護士さんは、ホットタオルをビニールにくるんだものを、毎回おなかに当てながら、マッサージしてくれるので、私はよくレンジでチンするやつをあててあげます。
すると、だんだんお腹も柔らかくなって、きゅるるる~と音もきこえだしたりして、
ばあちゃん、気持ちいいみたいです。
ばあちゃんの足は一時期、ひどくむくみました。
今、利尿剤を処方してもらって、むくみもほとんど取れていますが、
むくみがひどかったときは、触ってもピリピリすると言って、自分でさすっていました。
リンパの流れを促すのに、さすってあげるんだなあ。
看護士さんに、
「足先にたまった水分を、リンパに沿って足の付け根まで持っていてあげる」
とよい事を教えていただいて、
さすってあげるときは、すべりがいいように、スキムミルクでも、ニベアでもなんでもいいので手に付けてさすってあげるといいということ、
赤ちゃんのベビー用品のとこなどにあるやつがいいかも、ということも教えていただきました。
さっそく、孫もまだいないけど、ベビー用品売り場へ。(笑)
毎日ベビーローションをつけて(これなら、無香料なので、ばあちゃんに吐き気があるときもいいかなと。)さすってあげています。
ばあちゃんの足やお腹をさすってあげるようになって、
あれ?じいちゃんも、無口だから何も今までいわないけれど、さすってほしいとことかあるのかな?
と気になりだしました。
このごろ、じいちゃん起こすときは、背中さするようになりました。
すると、肩を回したり しだした
ので、「肩揉もうか?」とたまに揉んであげるようになりました。
無口なじいちゃんの娘の私も、あまり会話が得意な方ではないので、この時も会話らしい会話は無いのですが(笑)
さすると、なんとなく気持ちが伝わるね。
ばあちゃんの足もさすってあげながら、役にたってるのか、どうかわからないけど、気持ちだけは安心するというか、伝わってるんだなあ、と。
スキンシップってだいじだなあ、と
ようやく今頃きづく私なのでした。